スタッフブログ>>モン・サン=ミシェルと日本の意外な共通点
Bonjour!「ボンジュール!」
Vous allez bien ?「ヴ ザレ ビヤン(お元気ですか)?」
どうも、三郎です。
今日はM山ティーチャーのブログを更新していきます。
ここ最近、たくさんのサンプル請求をいただいております。
おかげさまで、M山ティーチャーは望み通り多忙な日々を送れています。
どうもありがとうございます。
通常のサンプルはもちろん、こんなテクスチャーがいい、日塗工〇〇のカラーがいいなど、絶妙なものもできるだけご要望に近づけて作成いたしますので、先生でありながら職人でもあるM山左官を、さらに多忙にしてください。
今回のテーマはフランスで有名な「モン・サン=ミシェル」について。
モン・サン=ミシェルと日本には意外な共通点があるようで、M山ティーチャーらしい内容になっております。
モン・サン=ミシェルと日本の意外な共通点
前回は滋賀県石山寺の珪灰石のお話をしましたが、今回はシリカライムのバインダー(硬化材)天然水硬性石灰のふるさとであるフランスに目を向けてみます。
フランスの観光地で日本人に人気のモン・サン=ミシェル。
フランスの西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島の上に聳え立つ修道院で、フランスで一番初め(1979年)にユネスコの世界遺産に登録された、言わずと知れた世界的な観光地です。そんなモン・サン=ミシェルですが、「モン・サン=ミシェルに行ったら日本人しかいなかった」という話を良く耳にします。確かに現地での外国人観光客は日本人がダントツの1位です。ではなぜモン・サン=ミシェルは日本人に好まれるのでしょう?
形が富士山みたい、ラピュタ?カリオストロの城?日本語が通じる?などなど色々と理由はありそうです。そこで視点を変えて地質的に見てみると、ヨーロッパの地質は安定したユーラシア大陸のため、地質構造が単調で、堆積岩系の石灰岩というのが一般的です。
対して、日本という国は「火の国」とも言われるように、日本列島の地質は、花崗岩をはじめとした火山岩が複雑に分布していて、断層や活火山が非常に多いのが特徴です。
つまりざっくり言うとヨーロッパは石灰岩、日本は花崗岩が多いということになります。
ところが、モン・サン=ミシェルのあの島は花崗岩でできています。干満の差、潮の流れが激しい場所で、硬い花崗岩質のみが島として残されて現在の形になったようです。
日本人がモン・サン=ミシェルに惹かれる理由は花崗岩、ここにあるのかもしれません。
花崗岩は日本では古くからお城の石垣や神社の鳥居、石橋、道祖神やお地蔵さん、墓石などに利用されてきました。なんとなく厳かなシーンで利用されています。
といった理由で日本人にゆかりのある石を自然と選んでしまうのかもしれません。
さて、シリカライムは滋賀県産の花崗岩・音羽晶石を主原料として、これを天然水硬性石灰で硬化させた無機材料というのが一番の特徴です。
シリカライムを採用してくださったお客様やショールームにお越しの方に、たまに「凛とした空気ですね」、と言われることがあります。これは間違いなく音羽晶石が放つ空気感です。
ということでシリカライムの良さをお伝えするためにフランスまで話が飛んでしまいましたが、ぜひ「凛とした空気感」を体感しにショールームへお越しください。
モン・サン=ミシェルと同じ空気感を味わえるかもしれませんよ。
モン・サン=ミシェルに日本人が多く集まる理由を、地質的な観点から考えるとはM山ティーチャーらしいですね。
次回もどうぞよろしくお願いします。
Merci, beaucoup.
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