社長ブログ≫しっくい10倍プロジェクト Ⅱ
日本古来の漆喰(しっくい)は壁紙(ビニールクロス)に置き換わり
現在日本の住宅では95%以上がビニールクロスです。
しっくい10倍プロジェクトは日本古来の漆喰の良さを皆様にもっともっと知っていただいて、
面積を10倍に増やそうというプロジェクトです。
パートⅠで紹介しておりますので、ご参考ください。
→しっくい10倍プロジェクトって知っていますか?
ちなみに、環境に対する考え方の先進国といわれる
欧米の住宅のビニールクロスの使用率は10%以下で、
病院や学校などの公共施設では使用できなくなっています。
プロジェクトの一環として、4月に日本左官業組合連合会(日左連)より
「しっくいまるわかり大辞典」が発行されました。内容は
1、しっくいって何?
2、しっくいの効果
3、世界のしっくい
4、日本のしっくい
などとても詳しくわかりやすく説明しています。
漆喰が初めての方でも馴染みやすい内容となっています。
ご興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。
→https://sikkui.net
今回はその中で漆喰の特徴に一つである抗菌性に触れてみます。
漆喰の主原料である石灰は強アルカリ性のため殺菌や抗菌効果に優れており、鳥インフルエンザや口蹄疫などの消毒に使われました。
ではなぜ、漆喰がウイルスを殺菌できるか?というと、
ウイルスはエンベロープ(外包)と呼ばれるタンパク質でできた殻を持っています。
漆喰の主成分である消石灰は、強アルカリ性のためタンパク質を変性させる作用(不活性)があり、
ウイルスと接触すると表面のエンベロープが変性を起こし、感染力を失ってしまうと考えられています。
職人さんの手が荒れていることが多いですが、
それは石灰を素手で触ることで表面のタンパク質が変性し、肌がかさついてしまうことに起因します。
もちろんアルコールでもエンベロープウイルスの膜を破壊することができますので、
アルコール消毒で手が荒れるというのも、上記と同じ理由です。
以上のことから、コロナウイルスはエンベローブウイルスのため、アルコールはもちろんのこと、石灰の強アルカリ性も効果あると考えらています。
http://www.isodine.jp/test/index.htmlより引用
シリカライムは、漆喰とは石灰の種類が違いますが、
石灰を使うという共通の仲間として「しっくい10倍プロジェクト」を応援しています。
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