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SDGs後編〜健康と環境に配慮した選択を〜


前編ではSDGsの基本をお話ししました。
後編では、内装材を扱うメーカーとして気になった、SDGsと住宅の関係についてお伝えしようと思います。


SDGs、17つの目標に向けて、食品ロス対策、プラスチック削減、再生可能ネルギーや省エネの推進…
そういった問題に対しての話題はよく耳にしますが、住環境についてはどうでしょうか。

壁紙は建築材料のなかで最も使用面積の多い内装材です。
そのなかで環境や健康、シックハウス症候群といった問題があります。
しかし日本は未だにビニールクロスの需要が最も多いです。
2018年度において塩化ビニル樹脂系壁紙の出荷量は6億㎡以上。
壁紙全体の出荷量のうち群を抜いてトップ、90%を占めています。
次いでプラスチック、紙、無機質、繊維系という順位になっています。
(参考:一般社団法人日本壁装協会 https://www.wacoa.jp/index.php
 



ビニールクロスと健康被害

ビニールクロスはどのように作られているか、何で作られているかご存知でしょうか。
種類は様々ありますが、基本的な材料は塩化ビニル樹脂を主原料に、可塑剤、安定剤、発泡剤、無機質充填剤、着色剤等が混練された樹脂などで構成されています。
ビニル樹脂(上記の配合された樹脂層)を接着剤で厚い紙の裏打紙に貼り、さらに接着剤で石膏ボードとくっつけていきます。

普段はこのようなことは気にも留めないと思いますが、こうして分解して文字にしてみると、どれだけいろんな種類の接着剤や樹脂を使っているかがよくわかります。
そのような添加物から化学物質が発生し、表面が糊で覆われている状態であるため湿気を吸放出できず、カビが生え空気が汚染されていきます。
そして頭痛や鼻炎、皮膚炎、ぜんそく、アトピーなどのアレルギー諸症状の悪化など、様々な健康被害「シックハウス症候群」につながります。
可塑剤は塩化ビニルを施工しやすく、柔らかくしてくれますが、それに含まれている有害物質(DOP)は、生殖に異常をきたす環境ホルモンとして知られており、動物実験で発ガン性も報告されています。

ちなみに日本におけるビニールクロス普及率は壁紙全体で9割ですが、欧米では逆に10%です。
上記のような健康被害があるゆえに、欧州では内装にビニールクロスを使うことはなく、特に病院や学校などの公共施設では使用できなくなっています。



壁紙と環境

ビニールクロスが与える影響は健康面においてだけではありません。
冒頭で塩化ビニル樹脂系の壁紙出荷量は6億㎡以上と言いましたが、これは重さにして約18万トン、廃棄量は約10万トンです。
塩ビフィルムとパルプの複合製品であるため、リサイクルが最も難しい分野と言われ、リサイクル率はわずかのみ。
大半が埋立、または焼却により処分されていますが、焼却におけるダイオキシンの発生や、ゴミの埋立地の限界など問題視されています。

この状態、いつまで耐えきれるのでしょうか…。

「すべての人に健康と福祉を」「つくる責任、つかう責任」「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」…SDGs の項目にいくつも当てはまりそうな問題です。



健康と環境に配慮した選択を

食品を手にするとき、なるべく添加物が入っていないものをと成分表を確認するようになったり、国産のオーガニック食材を買うようになったり、浄水を飲むようになったり、また衣類の素材や洗剤にこだわるようになったり、体内に取り入れるもの、肌に触れるものに関してよく気を配るようになりました。
そしてマイバッグを持ち歩いたり、ゴミの分別をしてリサイクルをしたり、身近なモノに対して資源を大切にするようになりました。

空気は目には見えないものですが、衣・食と同じように、いやそれ以上に体内に入り、触れています。
壁紙は使用量が最も多く廃棄量も多いです。

そのように考えると、建物内の環境も見つめ直していく必要があるのではないかと思います。
私たちも、ビニールクロスの需要が大半を占めている日本の住宅の世界において、消費者の方々が見つけやすいよう、発信力をあげていかなければなりません。

 

住宅にも環境を配慮したほうがいいとお話ししてきましたが、
シリカライムにしたほうがいいというわけでも、壁紙クロスを批判するというわけでもありません。

ただ将来のことを考えると、製造しやすい、手間がかからない、安い、便利…
人間にとって都合の良い商品を選ぶだけで良いのかと、ますます考えさせられるようになってきたなと感じています。


地球にも人にも優しい、クリーンな住宅環境が、国内でも世界でも広まっていったらと思います。


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