音羽晶石

音羽晶石は、滋賀県の音羽山系で産出される水晶を多く含んだ花崗岩です。花崗岩は、細かいクリスタル=水晶が圧縮して形成された岩石で、水晶どうしの重なった隙間をたどって良質な天然水が生みだされます。特に音羽晶石からしみ出す天然水は、シリカ分を多く含みながらもミネラル分は少ない、世界でも稀な超軟水として出荷されています。研究の結果、濾過されるのは水だけでなく、空気も浄化することが分かり、壁材への利用へと応用しました。

水晶(SiO2、二酸化ケイ素)は、液晶パネルやクオーツ時計など、半導体の性質を持つ素材です。シリカライムでは、この性質に着目して研究を重ね、水晶を適切に加工することで化学物質の吸着性能が得られることが分かりました。音羽晶石は、配合される天然水硬性石灰と相乗効果によって、普段の生活の中で空気を浄化し続けます。 見た目は自然な風合いの内装左官材ですが、ミクロの世界ではハイテクでダイナミックな現象が起きているのです。